
【蛸島キリコまつり参加活動報告】
2025年9月10日(水)から11日(木)にかけて、石川県珠洲市蛸島地区で行われた「蛸島キリコ祭礼」にGAPPA noto の学生で参加させていただきました。 蛸島キリコ祭礼は、能登の広い範囲で行われている神輿やキリコを担ぐ伝統行事です。震災を受けて壊れたキリコもあったと伺っていましたが、それでも地域の皆さんが熱意と情熱をもち、この蛸島キリコ祭礼を守っている姿が印象的でした。
◆ 活動のようす 1日目(9月10日) 朝早く出発し、到着後は町を歩いて地域の雰囲気を感じました。 本貝蔵地域では太鼓体験やキリコ倉庫の見学を行い、準備にかかる手間や技術の高さを肌で感じました。太鼓のリズムは難しく、とっても苦戦しました! 午後には高倉彦神社で8基のキリコが集まりお祓いが行われました。天候の影響で残念ながら夜は中止となってしまいましたが、宿では参加した学生でカレーを作り、交流の時間を持ちました。中でも珠洲産のお刺身がとても美味しかったです。

2日目(9月11日) 神社では子どもたちの太鼓演奏から一日が始まりました。神輿にお祓いを受けた後、若者を中心にキリコとともに町を巡行しました。実際にキリコを担ぐことができ、その重さと熱気に圧倒されました。大きな掛け声と町の方々の笑顔が印象的で、終始とても楽しかったです。 昼食には、住民の方からお弁当を振る舞っていただきました。本当にありがとうございました! 夜には蛸島港で「早船狂言」が上演されました。かつて神社で行われていた狂言を、漁師の方々が「自分たちの手で残したい」という思いで復活させたと伺い、その情熱に心を打たれました。

◆ 参加させて頂いて感じたこと 二日間にわたって参加させていただいた蛸島キリコ祭礼を通して、最初に印象に残ったのは、参加者の方々の年代が多岐にわたることでした。子ども太鼓や若者の担ぎ手も多く、この文化が自然な形で受け継がれていることに、地域の力を感じました。 また、外部からの参加者を快く受け入れてくださった、町全体の温かさにも大変感動しました。私たち学生の参加者にも「誰だろう?」と関心を持ちながら、名前を尋ねたり快く声をかけてくださったりと、その一つ一つがとても嬉しかったです。人と人とのつながりを大切にする文化が根づいているように感じました。 住宅の変化などにより、かつての「ヨバレ(酒宴)」の形は変わりつつありますが、人が集い語り合う時間は今も変わらず大切にされています。蛸島町の方々にお話を聞く中で、この蛸島キリコ祭礼を後世に伝えていくために、祭りの本質はそのままに、されど柔軟にその形を変えていこうとする人々の姿が心に残りました。◆ おわりに 今回の参加を通して、蛸島キリコ祭礼が「地域の誇り」として守られ、震災を乗り越えてなお続いていることを実感しました。担い手の皆さんの努力や、子どもたちの笑顔、そして地域全体の温かい結びつきが、この祭りを支えていると感じました。 私たちは蛸島の皆さんから学ばせていただいたことを大切にしながら、今後も地域の皆様とより親交を深め、GAPPA noto の活動を続けていきたいと思います。 改めまして、この場を借りて関わってくださった蛸島町の皆様に深く感謝いたします。貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました!
